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「ピッピッピー」
ホイッスルが
僕らの夢の終わりを告げた
ピッチの崩れ落ちる仲間たちを
一人一人なだめた
ピッチの真ん中で
スタンドの観衆へ挨拶して
夢への階段となるはずだった
緑のピッチをぼんやりと眺め
監督にせかされるように
ピッチを後にした
主将である僕が
情けない格好は見せられなかった
つとめて明るく
仲間のナイスプレーを称え
下級生に檄を飛ばした
そうして
スタジアムを後にすると
そこには
君が待っていた
「3年間ご苦労様」
そういうと
君は穏やかに微笑んだ
ずっと静かに
僕を見守っていてくれて
ありがとう
サッカーばっかで
君のことに構ってあげられなくて
ごめんな
僕の左腕のミサンガ
一生懸命編んでくれて
ありがとう
君を国立へ連れて行くって
あの約束を果たせなくて
ごめんな
言葉にならない
その他一杯の
ありがとうと
ごめんが
僕の中で渦巻いてて
ずっとこらえてたものが
噴出してきて
もう
どうしようもなくて
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